社会で通用する責任感

就職活動のことを考え胃を毎日のごとく痛めている私はここ最近になって漸く社会人になるためのステップを踏んでいる。

というのも後悔、失敗の連続のような日々で毎日がとても刺激的だ。

 

私は仮面浪人を終え、4月から某個別塾でアルバイトをしているわけだが、これがまた得ること、注意されることの多いアルバイトでなかなか遣り甲斐がある。

「アルバイトがここまでやるのか」というところまで職域を広めているような、そんな仕事ばかりだ。

コンプレックスを晴らすために始めた個別塾講師であったが、ここまで大変なものだったたとわ・・・という感じだ。

塾講師なんて単に生徒に授業していい給料はいるしチョロイと考えている人がいたらそれは心外だ。

約3か月耐えてやってみているこのアルバイトだがようやく板についた感じがしていた。

今日までは。

 

やはり色々な書類の提出期限がある。

親御さんに提出する書類サンプルであったり、月の授業スケジュールの作成、各生徒一人ひとりに対してオリジナルの各担当の先生が作った夏期の講習提案、生徒の評価など。

そして、生徒の書類にも書類別に印刷の仕方もある。

色々あるんだな、そう思っていただければ幸いだ。

 

まあ端的にいうと、このような仕事で2つミスをした。

かなりショックだった。

とても心身共に疲れていて、また3コマ授業を終えた後ということもあり、脳がすり減り切っていた。

そこに、あのミスがやってきた。いや、やってしまったのだ、はあ。

業務内容につき詳細は話せないが、社会人になってからあのようなミスを立て続けにしてしまったら一発で先行き暗闇の道に放り込まれるんだろうな、と恐ろしくなった。

私には突出した能力など何もなく、一歩ふみはずしたらそこは地獄といったような世界で戦い抜いていく責任感と頭の持久性が欲しい。

今からでも遅くはない。

気付いたところか修正していけばいいんだといった心持でやっていきたいと、そう思った。

 

チーフには「社会でこういうことしてたら通用しないよ。君はこういうのに弱いよね。これも社会勉強だと思って頑張ってください。ニコッ」といわれかなり苦汁を飲まされた気分だったが、これも全部自己責任だったので何も言い返せなかった。。。

言い返すつもりもなかったが。

 

今現時点で社会人になっても十分通用する、やっていけると高をくくっていた哀れな私は塾を後にしたときにはもういなくなっていた。

 

あんなミスをしたのは昨夜のオランダVSチリ(ワールドカップ)を真夜中に観戦したからであり、それゆえに脳のリズムに異常を至らしめた。何より大事だったのは睡眠、そしてnemuiを尊重する心であったのだ、今はそう思いたい。