新宿東口の雑多な空気

何が腹立ったって一昨日、新宿ブックオフ東口店に相対性理論のCD買いに行ったんだ。
そこにはちゃんと初回生産盤のケースが綺麗な物があってホッとして、取り敢えず後で買おうと思って新書コーナーでぶらぶらした後に再度来てみたんだ。
そうしたら、それがもう無くて仕方ないから違う初回盤でないものを持ってレジに並んでいたら、前の大学生と思われる男がそれを持っていたんだ。
自分の容量の悪さを恨んだね。
それで、帰ってCDケースの包装のビニルを取るとケースにキズがあり破れていて、この世の不条理を感じた。
みみっちいけれど、わたしには重要なことだったんだよね。

誰しも、「あそこでああしておけば上手くいった」とか、「こんな思いをせずに済んだのに」なんてことはあると思う。
某大手金融に勤めている父が、同僚の東大卒の人がこんなことを言っていた、と話してくれたことがある。

「いやー、僕は運がいいんだよ。失敗した〜!!なんて思うことがよくあるんだけれど、それがいつも良い方向に行っているんだよね。」
父「結局、彼は失敗してもそこで努力できたから良い結果に通じてるんだよ。(※だからお前もやれよ、の意が含まれる)」

大体、こんな感じのことを言っていた。
でも私はそこでめげずに頑張れるから人とは違う結果にたどり着くことができたんだと思った。
大多数の人は挫けたり、凹んだり、いじけたりしてウジウジ引き摺るんだと思う。
かく言うわたしもその大多数の一人だ。
やはり人と違う結果を望むならば、人と違う生産性があり建設的な行動が伴わなければならない。
大手企業に無事就職できても約束が守れなかったり、仕事を溜め込んでしまう人も少なくないと言う。
それでは元も子もなく仕方ない。
社会が勉強の次に人間力を求める理由がうっすらとだが分かる気がする。
行動力を磨くのは、この歳からでは習慣としてでは遅いが、まだこの先人生は長い。
今、習慣づけておければ,多少なり有意義な人生を送れるかもしれない。