近年のパレスチナ問題の動向
今回、大学のレポート課題で出されたテーマであるパレスチナ問題について、特に「イスラエルの入植問題」、そして「アラファト議長、毒殺の事案」について少し見てみようと思う。
「交渉を危機にさらす」=イスラエルに入植凍結要求−米長官
【ワシントン時事】クリントン米国務長官は2010年3月22日、親イスラエル系ロビー団体の会合で演説し、イスラエル政府によるユダヤ人入植地拡大は「(イスラエルとパレスチナの)互いの信頼を損ない、間接交渉を危機にさらす」として、入植地建設の凍結を改めて求めた。(時事通信)
入植地問題の打開困難=米・イスラエル首脳会談
【ワシントン時事】オバマ米大統領は2010年3月23日、ホワイトハウスでイスラエルのネタニヤフ首相と会談した。東エルサレムでの入植地拡大計画の撤回とともに、米仲介によるパレスチナとの間接交渉開始に向けた努力を求めたとみられる。しかし、同首相は入植地建設の継続方針を鮮明にしており、事態の打開は困難な情勢だ。(時事通信)
イスラエルは入植停止を=国連総長
【ニューヨーク時事】国連の潘基文事務総長は24日、記者団に対し、イスラエルが東エルサレムでの入植者住宅20戸の建設を承認したことに関して、「入植は国際法に反しており、やめなければならない」と述べた。(時事通信)
エルサレム市、新たな入植地住宅承認=中東和平めぐり火種に
【エルサレム時事】エルサレム市当局は2010年7月12日、東エルサレムの入植地で32棟の新たな住宅計画を承認したことを明らかにした。イスラエルのメディアが一斉に報じた。米国が仲介する中東和平の間接交渉から当事者同士の直接交渉への移行を目指す動きに冷や水を浴びせた格好で、協議進展を阻む火種となる可能性がある。(時事通信)
イスラエルが入植活動再開=対応を来月決断―パレスチナ議長
【エルサレム、パリ時事】ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地の一部で2010年9月27日、入植活動が再開された。イスラエルは昨年11月から入植活動を凍結してきたが、26日に期限が切れていた。(時事通信)
「アラファト議長は毒殺」=遺品からポロニウム検出―衛星TV
【カイロ時事】2004年11月にパリ近郊で死去したアラファト・パレスチナ自治政府議長(当時)は、毒性の強い放射性物質ポロニウムを盛られて暗殺された可能性が高い―。中東の衛星テレビ局アルジャジーラは2012年7月3日、スイス・ローザンヌの放射線物理学研究所による鑑定で、こうした結果が出たと報じた。(時事通信)
仏当局、アラファト氏毒殺の捜査を開始
【AFP=時事】2004年にパリ(Paris)近郊の仏軍病院で死去したパレスチナ解放機構(PLO)の故ヤセル・アラファト(Yasser Arafat)議長(当時)は放射性物質のポロニウムで毒殺された可能性があるという申し立てがあったことを受け、フランスの検察当局は殺人事件として捜査を開始した。関係者が2012年8月28日、AFPに明らかにした。(AFP=時事)
アラファト氏遺体掘り起こし=ポロニウム毒殺説で調査―パレスチナ
【エルサレム時事】故アラファト前パレスチナ自治政府議長の死因をめぐり浮上した放射性物質ポロニウム210による毒殺説の解明に向け、パレスチナの死因究明委員会は2012年11月27日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ラマラにあるアラファト氏の墓で遺体の掘り起こしを行った。パレスチナのメディアが伝えた。(時事通信)
故アラファト氏衣服からポロニウム検出、放射線専門家らが確認
【AFP=時事】2004年に死去したパレスチナ解放機構(PLO)の故ヤセル・アラファト(Yasser Arafat)前議長(当時75)の衣服から毒性の放射性物質ポロニウムが検出されたことを確認したとの論文を、スイスの放射性物質専門家らのチームが、今週末の英医学専門誌ランセット(Lancet)で発表した。アラファト氏毒殺の「可能性を裏付ける」結果だとしている。(AFP=時事)
アラファト議長は「自然死」、ロシア当局が毒殺説を否定
[モスクワ 2013年12月26日 ロイター] -ロシアの検視当局は26日、2004年にフランス・パリで死去したパレスチナ自治政府のアラファト前議長について、自然死だったとし、毒殺ではなかったと発表した。(ロイター)
引用http://news.yahoo.co.jp/list/?t=palestine
(年数などに関しては読みやすさの観点から独自に記入されたものとする。)